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【超初心者向け】Excel(エクセル)でカウント、5種類のカウント関数

Excel(エクセル)でカウント関数、5種類の使い方 エクセル
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カウント関数の種類

Execl(エクセル)を使った事ない人でも、カウント関数が使えるようにカウント関数を紹介します。

まず、エクセルでカウントを使うには5種類のカウント関数があるので、カウントしたいデータで関数を選びます。

カウント関数概要
COUNT指定された範囲内の、数値が含まれているセルの個数を返す
COUNTA指定された範囲内の、空白でないセルの個数を返す
COUNTBLANK指定された範囲内に含まれる、空白のセルの個数を返す
COUNTIF指定された範囲内に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返す
COUNTIFS特定の条件に一致するセルの個数を返す

COUNT関数

COUNT関数は、指定された範囲内の、数値が含まれているセルの個数を返す関数です。

書式:COUNT(カウントするセルの範囲)

例:セル、A1からA10までに数値が含まれているセルの個数をカウントする
式:=COUNT(A1:A10)

COUNT関数では数値が含まれているセルの個数を返しますが、数値小数点がある数値、日付時間が数値が含まれているセルになります。

エクセルでは日付や時間を、1900年1月1日を基準として経過した日数や時間を変換して表示しているので、日付や時間も数値としてカウントされます。

カウントされるセルの種類

カウントされるデータカウントされないデータ
数値アルファベットを含む文字列
小数点を含む数値日本語を含む文字列
日付記号を含む文字列
時間

COUNTA関数

COUNTA関数は、指定された範囲内の、空白でないセルの個数を返します。

書式:COUNTA(カウントするセルの範囲)

例:セル、A1からA10までの、空白でないセルの個数をカウントする
答え:=COUNTA(A1:A10)

空白でないセルの個数を返すので、数値や文字、記号など、何かしらデータ入力されているセルの個数を返すことができます。
この関数で、データ未入力のセルをチェックするときに利用できます。

COUNTBLANK関数

COUNTBLANK関数は、指定された範囲内に含まれる、空白のセルの個数を返します。

COUNTBLANK関数は、COUNTA関数の反対のカウントをしてくれる関数です。

書式:COUNTBLANK(カウントするセルの範囲)

例:セル、A1からA10までの範囲で、空白のセルの個数をカウントする
式:=COUNTBLANK(A1:A10)

データが未入力のセルの個数をカウントできるので、データの未入力チェックができます。

COUNTIF関数

COUNTIF関数は、指定された範囲内に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します。

例えば、地域名や商品名などが入力されているセルの個数を知ることができます。

書式:COUNTIF(セルの範囲, 検索条件)

例:セル、A1からA10までの範囲で、東京と入力されているセルの個数をカウントする
式:=COUNTIF(A1:A10, "東京")

COUNTIF関数の引数で、セルの範囲は他のCOUNT関数と同じですが、検索条件を指定する必要があります。

検索条件とは、上記の例では「東京」と入力されている文字を指定していますが、数値をしていするときは、比較演算子という書式で指定する必要があります。

比較演算子とは、半角記号の「=、<、>」3種類を組み合わせて作ります。

比較演算子の例

演算子演算の意味書式意味
=等しい“=2”2と同じ
>大きい“>2”2より大きい(2は含まない)
<小さい“<2”2より小さい(2は含まない)
>=以上“>=2”2以上(2を含む)
<=以下“<=2”2以下(2を含む)
<>等しくない“<>2”2以外

ワイルドカードの例

ワイルドカードとは、特殊文字で文字を検索するときに便利な機能です。

パターン説明条件例一致する文字列
*(アスタリスク)任意の長さの文字列“ワード*”ワード、ワードアート、ワードプレス
?(クエスチョンマーク)任意の1文字“東?”東、東京、東西
~(チルダ)ワイルドカードの文字
「*や?」を検索するとき
“え~?~”え?

アスタリスクで検索するときの例

検索条件説明
“*”(アスタリスクのみ)入力されている全てのセル
“あ*”(文字列の最後にアスタリスクを指定して場合)「あ」から始まる文字列全て
“*あ”(文字列の最初にアスタリスクを指定して場合)「あ」で終わる文字列全て

比較演算子についての詳しい解説はこちらで紹介しています。

COUNTIFS関数

COUNTIFS関数は、COUNTIF関数の検索条件が複数指定できる関数です。

例えば、年齢を18歳から60歳までのセルの個数をカウントすることができます。

書式:COUNTIFS(セルの範囲1, 検索条件1, セルの範囲2, 検索条件2)
※検索条件は255個まで指定できます。

例:セル、A1からA10までの範囲で、18歳以上60歳までのセルの個数をカウントする
式:=COUNTIFS(A1:A10, ">=18", A1:A10, "<=60")

検索条件は、COUNTIFの比較演算子と同じになります。

まとめ

エクセルのカウント関数は、用途によって5種類の関数が用意されています。

単純に数値や文字列をカウントすることから、オートフィルターのように年齢の範囲を指定してカウントすることができる便利な機能もあります。

比較演算子やワイルドカードをマスターして、カウント関数を使いこなしてください。