検索条件や論理式で使うも比較演算子
COUNTIF関数やCOUNTIFS関数の検索条件や、IF関数などの論理式に使う比較演算子を紹介します。
比較演算子の使い方
数値の比較演算子は下記の書式になります。
演算子の種類 | 演算の意味 | 書式 | 意味 |
---|---|---|---|
= | 等しい | “=2” | 2と同じ |
> | 大きい | “>2” | 2より大きい(2は含まない) |
< | 小さい | “<2” | 2より小さい(2は含まない) |
>= | 以上 | “>=2” | 2以上(2を含む) |
<= | 以下 | “<=2” | 2以下(2を含む) |
<> | 等しくない | “<>2” | 2以外 |
日付を比較演算子で使用するには、特別に関数などは必要ないので、数値と同じように使うことができます。
演算子の種類 | 書式 | 意味 |
---|---|---|
= | “=2022/4/1” | 2022/4/1と同じ |
> | “>2022/4/1” | 2022/4/2から |
< | “<2022/4/1” | 2022/3/31まで |
>= | “>=2022/4/1” | 2022/4/1以降 |
<= | “<=2022/4/1” | 2022/4/1まで |
<> | “<>2022/4/1” | 2022/4/1以外 |
ワイルドカードの使い方
文字列などに使う、ワイルドカードの使い方は下記の書式になります。
パターン | 説明 | 条件例 | 一致する文字列 |
---|---|---|---|
*(アスタリスク) | 任意の長さの文字列 | “ワード*” | ワード、ワードアート、ワードプレス |
?(クエスチョンマーク) | 任意の1文字 | “東?” | 東、東京、東西 |
~(チルダ) | ワイルドカードの文字 「*や?」を検索するとき | “え~?~” | え? |
ワイルドカードの使用例
ワイルドカードのパターン | 意味 | 説明 |
---|---|---|
*(アスタリスクのみ) | 数値、文字の全て | 全ての数値、文字列が対象 |
朝* | 前方一致 | 朝から始まる文字列が対象 |
*夜 | 後方一致 | 夜で終わる文字列が対象 |
*昼* | あいまい検索 | 昼の文字列が含まれるのが対象 |
比較演算子のまとめ
比較演算子は、中学生の数学で学習するレベルの内容です。
イメージできれば難しくありません。ワイルドカードも覚えて使いこなしましょう。