ウィローモスを、育てたことがなくて、どうやって育てたら良いのか?
成長が遅くて、ちゃんと育っているか不安な方へ、ウィローモスを早く育てる方法を解説します。
ちゃんと、ポイントをおさえて育てれば、水草初心者でも簡単に増えて処分に困るくらいになります。
そして、育てる増やす方法は、いつくかあるので出そうだと思うものから挑戦してウィローモスを爆殖させてください。
ウィローモスの基本的な育て方
ウィローモスを育てるのは、難しいことは何もありません。
短く切ったウィローモスを溶岩石や流木に糸で巻き付けて、活着したら自然と大きく育っていきます。
また、不器用なので巻きつけるのが苦手な方は、短く切ったウィローモスを水槽に、そのまま入れても育ちます。
しかし、短く切りすぎたとウィローモスは成長しなくなる場合があるので注意してください。
ウィローモスを水槽で増やす方法
ウィローモスは、水温、光量、水質のバランスが良いと1ヶ月もあれば見てわかるくらい成長します。
しかし、水温、光量、水質のどれか1つでも条件が悪いと成長は遅くなり、1ヶ月しても大きくなったと確認できない場合があります。
もともと、ウィローモスは成長が遅い水草なので、大きくならないときは、なにか条件が悪いと思った方がいいです。
水槽にそのまま沈めて活着させず育てる方法
活着させる流木や溶岩石などがないとき、不器用で溶岩石や流木に糸で巻きつけるのが苦手な人・自信がない人は、買ってきたウィローモスをそのまま水槽に入れても成長します。
ただし、気温や水温が水槽の水温と差があるときには、ウィローモスを水温になじませてから水槽に入れてください。
ウィローモスの元気がなくなると戻るまで、しばらく時間がかかるので注意してください。
アクアリウム専用の接着剤で溶岩石や流木に接着する
活着させる溶岩石や流木はあるけど、糸を巻きつけるのが苦手な方は、アクアリウム専用の接着剤で固定する方法があります。
使い方は簡単で、水上で溶岩石や流木に接着剤を付けてからウィローモスをのせます。接着剤は数分で乾いて白くなるので、白く乾いたのを確認してから水槽に入れれば大丈夫です。
ただし、アクアリウム専用の接着剤でも水草に使えない接着剤があるので確認してから購入してください。そして、ミナミヌマエビなどを入れている場合は、接着剤でミナミヌマエビの調子に変化がないか、しばらく様子を見てください。
もし、ミナミヌマエビが激しく動き続けたりして変化あると思ったときは、すぐに取り出して水槽の水を換えてください。
溶岩石や流木に糸で巻きつける
テグスや釣り糸で溶岩石や流木にのせたウィローモスを糸で巻き付けて固定させます。
このとき、ウィローモスを糸で強く巻きつけないように注意してください。強く巻きつけると経験上ウィローモスの成長が遅くなります。
ウィローモスは固定できていれば良いので、水流などで流されない程度に巻きつけておけば問題ありません。
また、ウィローモスが活着しても大きくなっても、巻きつけた糸は取らずに、そのまま付けた状態のまま育てて問題ありません。
ウィローモスの活着について詳しく紹介したページがありますので、活着をさせたい方は、こちらから確認してください。
ウィローモスを水上で爆殖させる方法
ウィローモスを水上で育てるのは、水槽の中で育てるよりも、経験上一番早く成長する方法だと思います。
部屋の温度と湿度、照明を維持できたら、爆殖します。
気温は20度〜30度の範囲で湿度はできるだけ高くするのがポイントなので、容器をラップで密閉して、高い湿度を保ちます。また、容器はできるだけ小さいものが管理しやすいのです。
溶岩石や流木などに活着させるには、大きな容器になりますが、できるだけ溶岩石や流木より少しだけ大きな容器で育てると、水分が少なくても湿度を高く維持できます。
もし、ウィローモスが湿気で潤ってないときは霧吹きで水分を与えてください。
湿度が維持できたら、光合成を活発にさせるため、照明を当てましょう。
そして、水上飼育は空気中の二酸化炭素が水中よりも多いので、光を当てると光合成が活発になるので成長が早く爆殖します。
水上飼育はやってみると難しくないので、まだやったことない方は、余ったウィローモスで実験的に挑戦してみると良いでしょう。
モスマット(モス絨毯)を水上で作る方法で詳しく紹介しているので、水上飼育に興味がある方は、こちらをご覧ください。
ウィローモス増やすポイント
水槽で増やすポイント
水槽でウィローモスを増やすポイント紹介します。
ウィローモスは、条件が揃わないと成長が遅くなるので、成長が遅いなと思ったら条件をチェックしてみてください。
- 水温は25度くらいで一定にしておく(ヒーターなどで調整すればOK)
- 濾過フィルターとは別にエアーレーションして酸素を添加する
- 水流があるところに置いてあげる
- 水槽の水換えを1週間に2回くらい行う
- 光量は弱くてもいいで、LED照明で水草が成長すると書いてるものを使う
- 肥料は添加しなくてOK
特に、水換えの頻度と水流は大事なポイントなので重要です。
水上飼育で増やすポイント
ウィローモスの水上飼育もポイントを守れば簡単に成長させて増やせます。
条件が良ければ、1ヶ月で活着して成長します。
- 部屋の温度を20度〜30度以内にする(冬は気温に注意してください)
- ウィローモスを入れた容器はラップなどで密閉させる(湿度維持が大事です)
- ウィローモスが乾かないように霧吹きなど湿度を高めに維持させる
- 流木や溶岩石などに活着させるときは、切ったウィローモスを少なめにのせる
(テグスや糸で巻き付けなくて大丈夫です) - 1日6時位、LED照明で光をあててあげましょう。
ウィローモスを飼育する光量と時間
ウィローモスの成長に必要な光量は、そんなに必要ありませんが、部屋の照明だけでは弱すぎで、太陽の光では強すぎて安定して成長できません。
安定した光量を与えるには、アクアリウム用の水草が育つと書いてあるLED照明を1日6時間を目安にタイマーなどで管理して光を与えてあげてください。
そして、6時間光合成させてあげたら、夜は真っ黒にして、エアーレーションなどで酸素を与えます。
- 部屋の照明は光量が少なくてNG
- 太陽光は強すぎてNG
- アクアリウム用の普通のLED照明で1日6時間くらい光を与える
- 夜は真っ黒にしてエアーレーションなどで酸素を与える
よくある話ですが、早く成長させたいから、24時間照明をつけておく方がいるみたいですが、水草は光を与えて光合成で成長する栄養をためて、光がない暗いときに、光合成でためた栄養と酸素を消費して成長します。
ですから、しっかりと光を与えてたら夜は真っ黒にして、エアーレーションで酸素を与えてましょう。
エアーレーションは昼間もしてて大丈夫です。空気の中には二酸化炭素も含まれているので、光を与えているときに光合成を助けるためにも必要です。Co2を添加できない方は、エアーレーションを24時間しましょう。
まとめ
ウィローモスは、温度・光量・湿度などの条件が揃えば育ちます。
ウィローモス増やすポイントを参考して、ときどき様子を見てあがてコケが付着してきたなら光をあてる時間を短くしたり、水槽の水をきれいな状態で維持するために掃除したり、水を換えてください。
水上飼育であれば湿度を確認して霧吹きでウィローモスを潤してあげて大切に育ててあげてください。