旧唐津銀行は、佐賀県唐津市にある歴史的な建造物で、明治45年(1912年)に建設され平成9年(1997年)まで佐賀銀行の建物として利用されていました。その後、唐津市へ寄贈されて保存修理期間を経て平成23年(2011年)より一般公開されました。
それから、平成14年(2002年)に唐津市指定重要文化財に、平成29年(2017年)には佐賀県指定重要文化財の指定を受けました。
東京駅などを設計した唐津出身の辰野金吾の監修を受け弟子の田中実が設計を担当し、建築様式は、レンガ造りの洋風で、ルネサンス様式の影響を受けた特徴的な外観が特徴で、特に石積みの基礎や美しい装飾が目を引きます。この建物は、当時の唐津の経済力や繁栄を物語る貴重な遺産であり、地域の観光名所としても人気があります。
また、日本銀行から寄贈された1万円札が展示されており、入場料無料で観覧することができます。
所在地とマップ
所在地 | 唐津市本町1535-15 |
アクセス | 唐津駅から徒歩10分 西九州自動車道唐津ICから車で15分 |
駐車場 | 隣接した有料駐車場があります 60分100円 ※60分以降30分ごと100円 |
TEL | 0955-70-1717 |
駐車場
旧唐津銀行本店に隣接した有料駐車場があります。
※旧唐津銀行を観覧される場合は、1時間まで無料です。
旧唐津銀行本店館内
旧唐津銀行本店は、2階建てになっており1階は、多目的ラウンジと展示場、2階は展示場になっています。
入館してすぐに、胸像があります。
日本銀行から寄贈された1万円札
令和6年(2024年)7月3日から発行されました新一万円札の裏面に、唐津市出身の建築家辰野金吾が設計した東京駅が裏面に描かれています。
そこで、記念に日本銀行より寄贈された新一万円札(記号番号 AA000007AA)を令和6年(2024年)7月7日(日曜日)から展示しています。
佐賀県遺産カードラリー
2024年12月20日から2025年3月28日の期間に開催されている「佐賀県遺産カードラリー」のカード配布を1階の案内所で行っています。
認定番号 | 第2006-3号 |
認定日 | 2006年10月30日 |
配布場所 | 現地(1階 案内所) |
配布時間 | 9:00〜18:00 |