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失敗しない!ウィローモスで自作のモスマット(モス絨毯)の作り方

ウィローモスで失敗しないモスマット(モス絨毯)の作り方 水草

ウィローモスで緑の絨毯(じゅうたん)を作ってみましょう。自作モスマットは簡単に作れるので作り方を紹介します。

急いで作ろうとするとキレイに作れないので、急がずに丁寧に育てて成長を楽しみながら作りましょう。

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モスマット(モス絨毯)を作るのに必要なもの

モスマットを作るには、平らな石園芸用の鉢底ネットになどにウィロモスを活着させて作ります。

必要な材料は、ダイソーなどの100均で買えるので紹介します。

モスマットを作る道具

モスマットを作るのに必要な材料

必要なもの

  • ウィローモス
  • テグスや釣り糸
  • ハサミ(テグスや釣り糸、ウィローモスをカットする)
  • トレイ(机が濡れないようにトレイの上で作業する)
  • バケツ(ウィローモスを入れたり、マットを作って洗うときに使う)
  • ピンセット(カットしたウィローモスを並べるのに使う)

石でマットを作るときに必要なもの

  • 石(なるべく平らで表面がツルツルしていない溶岩石がおすすめ)

鉢底ネットでマットを作るときに必要なもの

必要な材料は、ほとんどダイソーなどの100均で購入できますが、石か鉢底ネットのどちらに活着させるかで、買うものが少し変わります。材料の購入前に何に活着させてモスマットを作るのか決めて材料を購入しましょう。

ウィローモスは、あまり茶色に変色してないものを選びましょう。
お店にカップなどに入れて販売されているものは、水から出されて数日たって弱っていたりするので、ネットで購入した方が、注文を受けて梱包するので元気なウィローモスを入手できたりします。

また、エビの水槽にウィローモスを入れる予定のときは、無農薬のウィローモスを必ず選んでください。農薬が含まれるウィローモスを入れると、最悪エビが全滅する可能性があります。

モスマット(モス絨毯)の作り方

下準備

ウィローモスをカット

ウィローモスを2cmくらいの長さで切ってバケツに入れておきます。
石を使う場合は石をキレイに洗っておきましょう。
鉢底ネットでマットを作る場合は、おもりを入れる必要があります。

鉢底ネットの下準備

  1. 鉢底ネットをマットを作りたい大きさで2枚カットします
  2. カットした鉢底ネットを合わせて角をテグスや釣り糸で固定します
  3. 合わせた鉢底ネットの中に、おもり(おはじきなど)を入れて沈むを確認します
  4. 沈まないときは、おもりを増やして沈むまで確認してください
  5. 鉢底ネットが沈むのを確認できたら、おもりが出てこないように鉢底ネットの周りをテグスや釣り糸で閉めます
ウィローモスマットの鉢底ネット2枚
鉢底ネットは2枚準備します
ウィローモスマットのシートカット

鉢底ネットをカットするときは、4辺ともカットしておくとテグスや釣り糸で巻くときに引っ掛けになるので巻きやすくなるのでカットしておきます。

ウィローモスマットの鉢底ネットにおもりも入れる

2枚の鉢底ネットを張り合わせるときは結束バンドなどで固定してもいいです。
最初に3辺を固定して、おもりになるもの(おはじきなど)を入れて閉じると簡単に作れます。

ウィローモスマットのベース完成

ウィローモスマットのシートが完成しました。

モスマット(モス絨毯)を作る

石や鉢底ネットに活着させて作る場合

  1. 2cmくらいの長さにカットしたウィローモスを石の上や鉢底ネットにならべます
  2. ならべたウィローモスを、テグスや釣り糸を巻いてウィローモスを固定させます
  3. 巻いたときに、はみ出たウィローモスをハサミでカットします
  4. バケツで作ったマットを洗って完成です
ウィローモスをマットシートにセット

鉢底ネットで作ったシートに2cmくらいに切ったウィローモスをのせます。
のせるときは、ウィローモスが重ならないようにならべるのがポイントです。
ウィローモスが少ないなと思うくらいで大丈夫です。ウィローモスは、あまり光を必要としないと言われてますが、光合成をしないと成長できないので、まんべんなく光をあてるために重ならないようにならべます。私は他の水草と同じように光をあててコケが付くなら照明時間を短くするなどの調整しましょう。また、水流が弱かったり通水性が悪いと成長が遅くなるので、通水性のよい環境で育てましょう。

ウィローモスマット完成

ウィローモスをのせたら、テグスや釣り糸を巻いてウィローモスを固定します。
巻き終わったら、バケツに水を入れて洗います。洗わずに、水槽に入れるとウィローモスの小さい破片が水槽に中で舞うことがあるので、洗っておきましょう。

鉢底ネットに挟んで作る場合

マットを作るときにウィローモスを石や鉢底ネットに固定させるために、テグスや釣り糸で巻きつけますが、巻きつけが難しい人は、鉢底ネットに挟ウィローモスを方法があるので試してみてください。

  1. 鉢底ネットを作りたい大きさで2枚カットします
  2. 2cmくらいの長さでカットしたウィローモスを鉢底ネットにならべます
  3. ならべ終わったら、おもりをウィローモスの上に置きます
  4. おもりを置いたら鉢底ネットを重ねて、鉢底ネットの周りをテグスや釣り糸で閉めます
  5. バケツでマットを洗って完成です
ウィローモスマット挟むタイプ

鉢底ネットの片方にウィローモスを並べます。

ウィローモスマット挟むタイプにおもりを乗せる

ウィローモスを並べたらおもりを置きます。

ウィローモスマット挟むタイプ閉める前

おもりを置いたら、残ってる鉢底ネットを乗せてウィローモスを挟みます。

ウィローモスマット挟むタイプ完成

鉢底ネットの周りをテグスや釣り糸で固定したら完成です。写真ではダイソーで購入した園芸用のワイヤー入りのビニールひもで固定しています。

モスマット(モス絨毯)の育て方

ウィローモスマットを設置

ウィローモスは光が少なくてもよいと、いわれていますが光合成をしないと仮根がでてこないので、いつまで待っても活着しませんし成長に時間がかかります。早くマットを作りたいときは、しっかりと光合成させて水の流れが止まらない環境で育てましょう。

また、CO2を添加すると光合成が活発になるので緑色が強くなり元気なウィローモスに育ちます。

光をあてる時間はタイマーを使って6時間くらいから始めてようすを見ましょう。もし、コケが付着するなら時間を短くするなどの調整が必要です。照明はLEDで水草が育つと紹介されているもので大丈夫です。明るすぎるとコケが付着する可能性が高くなるので、普通の明るさのもので大丈夫です。

また、照明を定期的につけるためにタイマーを利用すると良いでしょう。タイマーを使うとつけたり消したりが自動なので、つけ忘れや消し忘れなどがなく安定した光合成をさせることができるので、おすすめです。

CO2は必須ではありませんが、早くマットを作りたいときや、元気に強そうなウィローモスを育てたいときは添加するといいです。添加する量は、60cm水槽で1秒間に1滴でいいと思います。(30cmの水槽だと2秒に1滴です)

ウィローモスに付いたコケを取る目的で、ミナミヌマエビなどを入れるときは餌の量に注意してください。
餌を与えているとコケを食べなくなるので、コケを食べさせたいときは餌を与えないでください。また、ウィローモスがかじられてしまうときは、餌を調整しながら与えてかじられない量をみつけましょう。

まとめ

ウィローモスマット挟むタイプ

ウィローモスで緑の絨毯(じゅうたん)を作るのは難しいことではありません。手順通りに作れば簡単に作ることができるので楽しみながら挑戦してみてください。

  • ウィローモスは2cmくらいの長さでカットしてならべる
  • 合成をさせるために1日6時間くらい照明にあてる
  • 水性がよい環境に設置する
  • CO2を添加すると光合成が活発になるので成長が早くなる