高森湧水トンネル公園とは
高森湧水トンネルは、南阿蘇駅鉄道 高森駅の近くにあり、1973年(昭和48年)12月に高森から高千穂までの23.2キロメールを結ぶ鉄道延長工事として始められたが、1975年(昭和50年)2月、突然トンネル工事で大量の出水に見舞われ、その後も度重なる出水事故が発生して、2055メートル地点で中断となりました。
その後、1994年(平成6年)トンネル跡地を入口より550メートルまでを一般公開して、周辺を親水公園として高森湧水トンネル公園になりました。
また、年間通してトンネル内の温度は17度で水温は13度で変わらないので、夏は涼しくて人気です。
料金
入場料は、中学生以上 300円、小学生 100円、小学生以下は無料になっています。
入園チケットは、トンネル入口の自販機で購入することができ、受付の箱に入れるようになっています。
駐車場
駐車場は、公園入口近くや、乗用車200台や大型バス10台が駐車できる無料の駐車場があります。
イベント
高森湧水トンネル公園のトンネル内では、7月は、七夕まつり、11月中旬〜12月はクリスマス・ファンタジーが開催されていて、七夕まつりでは、写真にあるような飾りが70基以上展示されて、トンネル内を幻想的にしています。
調整池の噴水と鯉
駐車場から、トンネルへ向かう途中に調整池があり、噴水や鯉が泳いでいます。
調整池の入口には、鯉の餌が販売されているので調整池を泳いでいる鯉に餌を与えられ、公園の入口からトンネルの入口まで約300メートル、噴水や泳いでいる鯉を見ることができます。
トンネル内
トンネル内は、右側通行になっています。
通路の真ん中は水路がありますが、水質保全のために、お金を投げ入れないようにしてください。
そして、年間通してトンネル内の温度は17度なので、寒いのが苦手な方は服で調整すると良いでしょう。
撮影スポット
トンネルから約300メートル地点に記念の撮影スポットがあります。
トンネル内は暗く、このように、明るくなっている撮影スポットは、ここ1か所だけなので、行きがけに人が多ければ、帰りがけに撮影すると良いでしょう。
神秘の泉
トンネル内に1か所だけ横が深くなっているところがあり、そこが神秘の泉になっています。
神秘の泉はライトアップされていて、奥の泉には、たくさんのニジマスが泳いでいます。
無限宇宙
トンネル行き止まり近くにある、合わせ鏡で作られた無限宇宙は神秘的な雰囲気になっています。
ウォーターパール
ウォーターパールとは、パチンコ玉くらいの大きさの水玉の噴水が、降りたり上がったり、止まったりして見える装置です。
残像現象を利用して作らているそうですが、初めて見るとビックリする不思議な光景です。
行き止まり
トンネルの入口から焼く550メートル地点で行き止まりになっています。
行き止まりの壁からは、たくさんの湧水して、毎分32トンの湧水量があり、トンネル内の通路の水路から調整池まで流れています。
高森駅
高森駅湧水トンネル公園の近くに、南阿蘇駅鉄道の高森駅があります。
高森駅には、2016年に発生した熊本地震の復興を応援してくれいる漫画家の寄せ書きや、コミックやTVアニメになった「ワンピース」のキャラクター「フランキー」の像などがあります。
まとめ
高森駅湧水トンネル公園は、年間通して、トンネル内の温度は17度で水温は13度なので、夏は人気のスポットになっています。
また、トンネル内の神秘的な雰囲気を楽しむことができるため、多くの人が訪れていました。